スーツにはさまざまな種類が存在しますが、なかでも定番とされているのがダークスーツです。
一方で、
「そもそもダークスーツとは?」
「ダークスーツとブラックスーツの違いは?」
「ダークスーツはどんな場面で着用できる?」
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、ダークスーツに関する基礎知識や着用シーンをわかりやすく解説します。
ダークスーツとは、ブラックやダークネイビー、チャコールグレーなどの濃色のスーツを指します。ただし、ブラウンやグリーンなどカジュアルな印象がある色は、濃色であってもダークスーツに含まないケースが一般的です。
また柄に関しては、無地またはシャドーストライプなどの控えめな織柄のものが主流。
落ち着いた印象の色柄のため、ビジネスシーンや結婚式など幅広いシチュエーションで着用することが可能です。
ダークスーツと混同してしまいがちなのが、ブラックスーツです。
ブラックスーツとは、一般的に冠婚葬祭などで着用する準礼装のことで、略礼装に分類されるダークスーツよりもフォーマルな位置付けとされています。
また、黒のダークスーツとブラックスーツでは、生地の色合いや質感も異なります。ブラックスーツの生地は漆黒に近い色合いで、光沢のないマットな質感が特徴です。一方、ダークスーツのブラックはグレーに近い色合いで、生地はやや光沢があります。
スーツの定番とも言えるダークスーツは、さまざまなシチュエーションで着用できる汎用性が魅力。次は、ダークスーツの着用シーンについて見ていきましょう。
落ち着いた印象のダークスーツは、ビジネスシーンにおけるさまざまな場面で活躍してくれます。
たとえば、白のワイシャツや無地のネクタイと組み合わせた定番のコーディネートであれば、取引先との商談や会食の場でも問題なく着用できるでしょう。
ダークスーツのインナーとしてポロシャツやタートルネック、カットソーと合わせれば、オフィスカジュアルにも対応できます。
また、ダークスーツは真面目で誠実な印象が強いため、就職活動や転職活動の際の装いとしてもおすすめです。
ダークスーツは、一般ゲストとして結婚式に参列する際の装いとしてもおすすめです。
結婚式では、主役である新郎新婦よりも目立たない格好で、なおかつセレモニーに相応しいフォーマルな装いが求められます。
そのような際、略礼服として着用できるダークスーツは非常に便利だと言えるでしょう。ダークスーツにホワイトやシルバー系のネクタイを組み合わせたり、ネクタイピンやポケットチーフなどのアクセサリーを活用したりして華やかさを演出するのがおすすめです。
ダークスーツは、式典・セレモニーでの装いとしてもおすすめです。
たとえば、大学・専門学校などの入学式や卒業式ではスーツを着用する方も多いですが、ダークスーツであれば問題なく着用することができます。また、お子様の入学式・卒業式に参列するお父様の服装としてもダークスーツは人気です。
そのほか、成人式の服装としてもダークスーツは人気。シャツやネクタイの色柄で個性を主張したり、アクセサリーで華やかさを演出したりできるので、決して地味な印象にはなりません。
比較的フォーマルな場でも着用することができるダークスーツですが、お葬式などの弔事では避けた方が無難です。
お葬式では喪服の着用が基本であり、一般的にはブラックフォーマルと呼ばれるスーツを着用します。ダークスーツは平服に該当するため、葬儀で着用するのは不適切とされる可能性があります。
ただし、急遽お通夜に参列する際や、法事で「平服」を指定された際などは、ダークスーツを着用することが可能です。
最後に、ダークスーツを使ったおすすめコーディネートをご紹介します。
ブラックのダークスーツにレジメンタルタイを合わせた爽やかなコーディネート。ビジネスシーンはもちろん、就職活動や転職活動においても好印象な組み合わせです。
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ネイビーのダークスーツを使ったコーディネート。ベスト付きのスリーピーススーツなら、エレガントな印象がプラスされるので結婚式やパーティーなどにもおすすめです。
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チャコールグレーのダークスーツに白無地のワイシャツという定番のコーディネート。入学式や卒業式といった学校行事はもちろん、成人式などのセレモニーにもおすすめです。
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今回は、ダークスーツについて詳しく解説しました。
ダークスーツはさまざまなシチュエーションで着用できる汎用性が魅力であり、ビジネスやセレモニーなどのフォーマルシーンから、比較的カジュアルなパーティーシーンまでさまざまなシチュエーションで活躍してくれます。
スーツ・紳士服のはるやまでは、ダークスーツをはじめ、さまざまな種類・デザインのスーツを豊富に取り扱っていますので、ぜひチェックしてみてください。
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